とある作曲家の日常

作曲家・ピアニストをしている私の日々の生活を綴ります♪

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

細かくて伝わらない楽曲分析

<天使のテーマ 悪魔の作曲術> 残酷な天使のテーゼ 高橋洋子 アニメ ¥250 provided courtesy of iTunes 本日の楽曲は云わずと知れた「残酷な天使のテーゼ」です。あまりにも有名なサビ、“少年よ神話になれ!”は歌手のシャウトの上手さも手伝ってあまりにも…

そうめんハート

私の心は折れやすい。 茹でる前のそうめんくらい、あっけなく。ぽきんと。 ほんのささいな出来事で。ほんの何気ない他人の一言で。ほんのつまらない自分の考えで。 ぽきん。 「あっけない」よりも弱いくらい。 でも・・私の心の中には秘密の倉庫がある。折れ…

継続は力なり

自分の優柔不断さに感謝したいことが一つだけあります。それはピアノ教室のレッスン通いに関してです。 音楽は好きでしたが、ピアノ教室のレッスンに通い続けることに関しては、そこまでこだわりはなく、まあせいぜい高校くらいまでで終わりかな、と漠然と思…

意図しない盗作

他人のメロディをそのまま盗もうなんて考えは、馬鹿馬鹿しいとしか言いようがありません。バレるのは時間の問題なのに・・。どうせならカバー、として魅力的なアレンジを考える方に費やすほうがよっぽどいいと思います。 だがしかし。曲の覚え・記憶力、がい…

忘れられない一言

何気なく言われた一言が、一生心に残るって、ありますよね。 大学で所属していた合唱サークルでは、毎年夏合宿というイベントがあり、当時は山のある県に団体バスで遠征して、5泊か6泊くらいとかしていたと思います。その年私は大学3回生(3年生)で、学生…

最強の批評家

まず、私の母は音楽には全くの素人。とはいえ、父がクラシックをよく家で聴いていたり、子供から通っていたヤマハ音楽教室には付いてきてくれていたし、また最近普段は流行りの曲を聴いたり、韓流アーティストにハマったり、クリス・ハートを愛聴していたり…

最小限で最大限の効果を

「良いメロディ」は努力すれば作れるが、「名作メロディ」「永遠のメロディ」と呼ばれる後世にまで残るようなメロディを作るのは、努力だけでなく、インスピレーションと、勢い(笑)と、時代の流れに乗る/あるいは乗らない、ことなど、色んな要素がからまっ…

吾輩は猫舌である

吾輩は猫舌・猫手・猫肌である。名前は熱いの苦手っ子である・・。 外食などする時、コーンポタージュやオニオンスープやミネストローネなどのスープ系はまあ15分は待ってから飲む。 熱いものを手に持つと瞬間的に「ヒィ!」となる(あ、これはみんなそうか(…

失敗は成功の母

私はピアニストとしても活動しているが、幸い今まで演奏会の本番で止まってしまったりという失敗はしたことがない。ただ、中学生の時に一度だけ、本番ではなくリハーサルの際に、ある曲の前奏(5小節くらいの)で失敗し演奏が止まってしまったことがある。 僕…

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

少し前にこの曲は、浅田真央さんのフリーでの素晴らしい演技と共に話題となったが、僕はこの曲もう好き好き歴20年を超える。高校時代には楽譜を2つ(?)買い、むさぼるように弾き、いつかオーケストラを共演するぞ!などと身の丈にも合わないことを思ってい…

油断は禁物

自宅に一番近いあるカフェ(某チェーン店)である日作曲仕事をしていた。窓際にあるテーブルで午前一杯仕事をして、そろそろ疲れたし一旦切り上げるかな、と思って立ち上がったら、「○○さん?」振り返ると親友の奥様が真後ろの席に座ってらっしゃってたでは…

Smile

喜劇王チャップリンの作曲した名曲である。この曲、マイケル・ジャクソンがカバーをしている。それが、この上なく素晴らしい。 前奏は編曲としては最高の出来、ストリングスのみの切ない響きで始まる。ポップスとしてはあまり例がない始まり方と思う(特に当…

演奏会の出来

職業柄、色々な演奏会(特に合唱団)を聴きに行く。普段の練習と演奏会の出来との関係について考える。 ◎練習でも「できず」、本番でも「できなかった」:当然の帰結。 ◎練習では「できなかった」ことが、本番では「できた」:舞台の神様が降りてきたか、偶…

花粉症ならぬマシュマロ症

いきち、ということばがある。「生き血」ではなく「閾値」。「しきいち」とも言う。 花粉症は、体内にある「閾値」があって、取り込んだ花粉の量がその値を超えると発症するとの巷(?)のうわさがある。 小学校確か高学年の時、その「いきち」を体験した。…