とある作曲家の日常

作曲家・ピアニストをしている私の日々の生活を綴ります♪

演奏会の出来

 職業柄、色々な演奏会(特に合唱団)を聴きに行く。普段の練習と演奏会の出来との関係について考える。


◎練習でも「できず」、本番でも「できなかった」:当然の帰結。

◎練習では「できなかった」ことが、本番では「できた」:舞台の神様が降りてきたか、偶然上手く行ったか、周りの歌い手のおかげ。

◎練習で「できた」ことが、本番で「できなかった」:本番には「魔物」がいる。普段できていたことが、本番で思いもよらぬところで間違えたり上手く歌えなかったりする。その時はその場でいかに早く気持ちを切り替えられるかどうか、が大事だと思う。

◎練習で「できた」ことが、本番でも「できた」:普段からの努力の積み上げによる当然の帰結。と言いたいが、これはそんなドライなことではない!お客さんを前にした本番の緊張を乗り越え良い演奏ができたことは賞賛されるべき素晴らしいこと!

 

 当たり前のことを当たり前に、あるいは期待以上に、常に高いレベルでできる人(団体)を、“プロフェッショナル”と呼ぶ。