とある作曲家の日常

作曲家・ピアニストをしている私の日々の生活を綴ります♪

気がついたら

 私は作曲家・ピアニストを職業としていましたが、「作曲家」も「ピアニスト」も、気がついたらなっていた、という感じでした。音楽専門の学校や大学に行ったこともなく(小学生~高校生まで音楽教室は通っていましたが)、経験の積み上げと、良い出会いでここまで来た、という感覚です。

 中学生の頃から、良い音楽は良い!と様々なジャンルの曲を聴きまくっていました。クラシック・ジャズ・ポップス・ロックなどなど・・。そしてそれらの曲をピアノで弾きまくる毎日を送っていました。今となっては、それが今日につながったと思っています。というのは、ピアノを弾く手から色んな名曲を吸収することにより、魅力的なメロディやコード進行などをまさに実地で身に着けていき、それを今度は自分なりの色でアウトプットすることにより、徐々に作曲ができるようになっていったのです。

 想い出話になりますが、中学生の頃はCDを買いたいがために、毎日親にもらう食堂でのお昼ご飯代500円を、お昼ご飯を抜いて貯め、3000円(当時のCDは新譜は特にこの値段でした^^)貯まるごとに欲しいCDを買ってましたね。「3度の飯より音楽」まではいきませんが(笑)、音楽にとても貪欲でした。